- きさい
- I
きさい【后】〔「きさき」の転〕皇后。 中宮。II
「みかど・~のおぼしおきつるままにもおはしまさば/源氏(総角)」
きさい【器才】すぐれた器量と才能。IIIきさい【奇才】世に珍しいすぐれた才能。 また, その才能をもつ人。IV「天下の~」
きさい【奇祭】ふつうと変わった珍しい祭り。Vきさい【忌祭】故人の年忌の祭り。VIきさい【揮灑】思いのままに筆をふるうこと。 揮洒(キシヤ)。VII「是れ皆画家が生平~せる所のもの/肖像画(四迷)」
きさい【既済】(1)事がすでにすんでいること。 きせい。(2)すでに返済してしまったこと。 きせい。⇔ 未済VIIIきさい【既裁】すでに裁決したこと。IXきさい【機才】機敏な才気。X「~が利く」
きさい【記載】書類などに必要な事柄を書き記すこと。XI「住所・氏名を~する」「~もれ」
きさい【起債】公債または社債を発行・募集すること。XIIきさい【騎西】埼玉県北東部, 北埼玉郡の町。 太田道灌築城の私市(キサイ)城の地。 近世には青縞の取り引きが盛んで, 現在は鯉幟(コイノボリ)を生産。XIIIきさい【鬼才】人間とは思われぬほどのすぐれた才能。 また, その才能をもつ人。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.